魅力新発見、イスタンブルのアジア大陸側 “第2回国際女性劇作家演劇祭”も開催!
世界で最も活気ある大都市のひとつであるイスタンブルは、ヨーロッパとアジアの文化が融合し、過去と現在が絡み合うユニークな魅力と個性を持っています。イスタンブルには世界的に有名な観光地が多くありますが、アジア側には、豊かな自然美、歴史的建造物、エキサイティングなナイトライフ、食欲を刺激する料理の数々、多くのショッピングスポットなどがあります。2023年11月16日(木)から11月26日(日)には、トルコ国立劇場が主催する第2回国際女性劇作家演劇祭が、昨年に続きアタテュルク文化センター(AKM)にて開催予定です。今年は、アジア側のユスキュダル・テケル・ステージに舞台を広げます。
驚くべきオーラが秘められている“イスタンブルのプリンセス諸島”
イスタンブルのアジア側に近い、マルマラ海の広大な風景の中にあるプリンセス諸島は、島の生活の静けさとイスタンブルの輝きの両方を体験したい人にぴったりな場所で、フェリーで1時間ほどです。美しい自然はもちろん、歴史的な邸宅のなかにはトルコの著名な作家が滞在した家もあります。
ボスポラス海峡に沿った歴史的な町並み
ユスキュダルでフェリーを降り、そのままアナドル・ヒサールへ向かうと、美しい町並みと何百年も前の優雅な建物が目に飛び込んできます。特にクズグンジュクは、ボスポラス海峡、巨大なプラタナスの木、野菜や果物が植えられている昔からの果樹園、教会、シナゴーグ、ジャーミー(モスク)、そして素敵なカフェの間に並ぶカラフルな建物を楽しめます。ボスポラス海峡にあるイスタンブル最古の寄港地のひとつ、ベイレルベイは、その海岸線と歴史的な宮殿で訪れる人を魅了します。
両岸を結ぶ橋の真下に位置するベイレルベイ宮殿は、この地区の象徴的な存在で、ボスポラス海峡を見下ろす最高のロケーションに佇む東洋と西洋の様式が融合した建築と四季折々に移り変わる雰囲気で、訪れる人々の心を捉えています。ユスキュダルの歴史地区であるチェンゲルキョイは、海岸線と橋とボスポラス海峡を眺められる小さな歴史的ティーガーデンで、多くの人に知られています。このティーガーデンでは、ボスポラス海峡の素晴らしい眺めを楽しみながら、シミットと一緒にチャイを飲むことができます。ティーガーデンだけなく、何世紀も前に建てられた邸宅や、絵のように美しい町並み、美味しいシーフード料理を楽しめるレストランも併設されています。
世界で最も人気がある地域のひとつカドゥキョイ
カドゥキョイは2019年と2021年の2度にわたって「世界で最もクールな地区」に選出(出典:Time Out)されるなど、アジア側で最も人気のある地域として広く知られています。カフェ、パブ、レストラン、ワインハウス、居酒屋が立ち並び、近年イスタンブルの社交の場として中心地のひとつとなっています。街を探検すると、アンティークショップ、レコード店、古本屋、100年以上の歴史を持つ薬局、そしてオペラハウスなど新しい発見と体験ができる場所でもあります。特に、その建築様式で注目を集めるスレイヤ・オペラハウスは、バハリエ通りの中心にある装飾品のような美しさで人々を魅了します。また、バハリエ通りを進んだ先にある海沿いの美しいモダ地区では、息をのむような景色を眺めながら、桟橋付近でお茶やコーヒーを楽しむことができます。温暖な夏の夕方に海辺でピクニックをして、夕日を眺めるのも現地流のおすすめの過ごし方です。
世界有数のショッピング通り、バーダット通り
アジア側で最も豪華な通りである全長14kmのバーダット通りは、世界でも有数のショッピング通りとして有名です。カドゥキョイ地区とボスタンジュ地区の間を結ぶこの通りには、国内外のファッション・ブランドやデザイン・ブランドが数多く並んでいます。ゆっくりとウィンドウショッピングしながら散歩を楽しめるこの通りでは、グルメから郷土料理、世界各国の料理まで、あらゆる味覚を楽しむことができます。